結果や記録より挑戦してきた事実を残したい

インタビュー日(2020.10.18)

今の心境

ー ミスキャン活動も折り返し地点にさしかかってきましたが、今の心境を聞かせてください。

濱本:あっという間ですね。もう半分も過ぎたのかという感じです。やっていることに対して疲れはないんですけど、考えることが多くて自分がミスキャンに出てるんやなって改まることが多いです。今まではSNSで何かを投稿するってなっても友達しか見てなかったけど、多くの人に見てもらえるようになってどう出していくのがいいのか考えるようになりました。ずっと答えが出てなかったんですけど、こういう風な文面にしようとかこういう写真にしようとかを常に考えてますね。やっと慣れてきたんですかね?(笑)

ー 戸惑いがあったんですか?

濱本:最初はその時の思い付きでやってました。インスタライブとかSHOWROOMとか友達にいっぱいコメントしてもらってたんですよ(笑) 今やと一つのコメントに対して広げられるし、この話止めた方がいいかって判断できるようになりました。

ー なるほど。そうやって自分を発信していく中周りの目は気になりますか?

濱本:気にしたことはないですね。モラル的な部分は考えるんですけど、受けがいいかなとかは特に考えないです。好きなものを選ぶのか受けがいいものを選ぶのか悩んだときがあって、SNSの投稿のいいねの数を見て、顔メインの写真を載せたらいいねが増えることが分かって。それって受けが良いってことになると思うんですけど、僕は服を見てほしいから受けよりも全身を載せるようになりました。ミスキャンでの目標を考えたときに、グランプリを取りたいというのはもちろんあったけど、それよりもミスキャンの活動を通して得られるものがほしいと思って。そう考えたらみんなから良い評価をもらえなくてもいいかとなりました。

ミスキャン活動での悩み

ー 活動している中で大変だなと感じるときはありますか?

濱本:悩みとかは全くなくて、楽しみながら活動できてます。候補者同士も仲良いしそれこそ運営も良い人ばっかなので。

ー 大雅さん(エントリーNo.3 山本大雅)と仲良い印象があります。

濱本:そうですね。最初から気が合って活動とか関係なく会いますね。慣れないことが多くて確かに大変ですが、ストレスになるようなことはないです。ただ、期限が迫ってて焦ることはあります(笑) 自分の出せるものでのベストを出したいので。

ー モチベーションが低下することはありますか?

濱本:元々がすごい高いわけじゃなくて。やりたいことをやるだけなのでそのまま一定という感じです。逆に言えばやりたくないことはやらなくていいと思ってます。

ミスキャン活動での楽しさ

ー ミスキャンの活動をしててここが楽しいとか嬉しいとかありますか?

濱本:ツイッターとかでよく絡んできてくれる人がいて、自分にそこまで興味を持ってくれる人がいることが嬉しいですね。元々服が好きで個人のアカウントで服を載せていて、どこかで褒めて欲しかったけど褒められるということがなくて。

ー 服が好きでオシャレというのは強みになりますよね。

濱本:まず自分のことをオシャレだと思っていなくて。よくどういう風にコーデ組んでるか聞かれるんですけど、ただ好きな服を好きなように着てるだけなんですよね。

ー 自分がこういう風に見られたいからこう着るとか目的をもって選ばれているんですか?

濱本:全くないですね。強いて言うなら統一感は意識しています。明日の服決めるときにまず最初に着たい服を選んで、他はそれに合わせて直感で決めてますね。

ー いつから服に興味があるんですか?

濱本:大学二回生ぐらいですかね。それまでずっとスキニーにシャツとかだったんですよ。服に金かけるぐらいなら美味しいもの食べに行きたいみたいな考えでしたね。

ー 何がきっかけで興味を持ち始めたんですか?

濱本:まず周りにいる友達がオシャレで、バイト始めてまたそこでオシャレな人に出会って、、、見てみようかなみたいになりました。オシャレになるつもりはなかったです。見ていくうちに興味が沸いて服ビリビリみたいな(笑) 好きになるとその時間が苦じゃなくなるんですよね。SNSの投稿も苦じゃないから毎日続けられています。ネタ切れは困るしネタ探しは苦なんですけど(笑)

就職について

ー 濱本さんは理系の学部所属ということで、院に進むという選択肢があったと思うんですけどそこで就職を選んだ理由はありますか?

濱本:まずこれといった夢がなかったので早いことやりたいことをやろうと思いました。就活のはじめってやりたいこと探しから始まるんですけど、まず大枠から捉えて考えたときに人の役に立ちたい、感謝される仕事がしたいってなって。直接感謝されたいとかではなくて自分の成果が分かる仕事に就きたいなって。そのことを父に話したら車いすとか救急車作ったら?って言われたんですよ。そこで車は元々好きやしよくない?って。大手がいいと思っていたので丁度よくて。車の性能とかシステムを考える仕事なんですけど、街中で自分が作った車を見れたらいいですね。それがしたくてちょっとでもそれが早くできるなら院に行かなくていいかなってなりました。

ー 大学入った時点でそれは決めていたんですか?

濱本:全く考えてなかったですね。高校を選んだ理由も理科が好きやったから理数系の学科があるところを選んだしそのまま大学も理系で選びました。

最後に

ー 残りの活動の戦略や目標はありますか?

濱本:今応援してくれてる人を大事にしたいです。その方たちを固定で残しつつ、服好きの人とかヘアセット好きな人とかミスキャンに興味がない層にも知ってもらいたいですね。

ー ファイナルイベントが終わって自分がどうあっていたいというのはありますか?

濱本:終わってからあの時挑戦してよかったなって思いたいです。挑戦することって社会人では難しいじゃないですか。やっぱり今しかないって思うので、学生のうちに培った挑戦してきた事実っていうのはいつか役に立つんで。結果や記録より事実を残したいです。

センスがピカイチな濱本さんですが、服の選び方を聞いた際の好きなものを着ているだけという答えに驚きました。好きなものを好きなだけ。残り少ないミスキャン活動も学生生活も挑戦だらけにしていってほしいです!

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